今回は、怖いニュースが飛び込んできました。
沖縄での新型コロナウイルス感染者数が急増。
コロナ用の病床の利用率が100%を超えており、約140人が入院待ちに
なっているそうです。
県によると、感染者の急増でコロナ用の病床利用率が130%となり、
約140人が入院待ちとなっているという。玉城デニー知事は2日の記者会見で
「医療提供体制を守らなければならない」と述べ、
無症状者や軽症者を対象に自宅療養を求めると発表。人手不足も深刻化し、看護師や保健師の経験者に現場復帰を要請した
引用:朝日新聞デジタルより
沖縄に限らず、こういった新型コロナの感染者が急増すると
各都道府県の医療崩壊が起こりうる可能性があるのかもしれません。
コロナウイルスを感染しても、大半の人が軽症だと言われても
重症(重篤)になる可能性だってある訳で・・・。
もし、入院待ちで家族に感染させたり、症状が悪化した場合には
どうなるのでしょうか?
調べてみると、少し怖い結果になってしまうようです。
入院待ちで症状が悪化したらどうなる?
結論から言ってしまうと、
受け入れてくれる病院が無いとなると、そのまま自宅待機。
東京の例ですが、こういう記事を見つけました。
本来、入院の上で隔離が必要な方も受け入れ先が
見つからないために自宅待機を余儀なくされています。こうした方々の多くは軽症者ですので
医療を必要としていませんが、一部の方は呼吸状態が悪化して酸素投与などの
医療行為が必要になります。この場合、受け入れ先の病院を急遽探すことになりますが、
感染症指定病床はどこも満床の状態であり、
入院を断られることがしばしばです。先日呼吸状態が悪化して当院にいらっしゃった患者さんは、
当院に来るまでに25の医療機関に断られたとのことでした。断った医療機関を批判しているわけではありません。
引用:yahoo!ニュースより
当院でもこれ以上新型コロナの患者さんを受け入れることが
できずにお断りをせざるを得ないことが
ここ2週間ではしばしばです。
少し古い記事(2020.04.05)ですが、このような事が
再び起きようとしているのです。
コロナウイルスの症状が悪化しても、病院側は苦しんでいる患者さんを
引き受けたくても、受け入れることが出来なくなってしまうのです。
受け入れてくれる病院が無かったら?
最悪の場合には、そのまま死んでしまう事もあると思います。
こういう事も起こっています。
大阪府は25日、
新型コロナウイルス感染が確認されていた60代の男性が
死亡したと発表した。自宅で入院先への搬送待機中だったが、容体が急変した。
引用:yahoo!ニュースより
警察庁は22日の衆院厚生労働委員会で、
不審死などで全国の警察が21日までに取り扱った遺体のうち、
新型コロナウイルスに感染していた人は
9都府県の計26人だった、と明らかにした。自宅で亡くなるなどした人が20人、
勤務先などで容体が悪化し、
病院で死亡確認された人が6人だった。警察庁によると、20人の内訳は自宅で亡くなったのが11人。
残る9人は自宅で容体が悪化し、病院で死亡が確認された。
このうち2人は生前にPCR検査を受け、
1人は陽性で自宅待機中、1人は検査結果待ちだった。一方、勤務先や路上などで容体が悪化した6人は、
引用:山陽新聞さんデジ
いずれも搬送先の病院で死亡が確認された。
(2020年05月22日 13時09分 更新)
決して煽っている訳では無いのですが、頭の隅にでも
「こういう事もある」と憶えていてください。
このような事が無いように、普段からコロナウイルスの
感染拡大防止に努めていきましょう。
入院待ちで症状が悪化したら・・まとめ
病院への入院待ちで、症状が悪化しても「自宅待機」が
濃厚です。
その理由は、新型コロナウイルス感染者の急増で
患者の受け入れ態勢が追い付かず
すぐには対応できないと思われます。
その為、はやり一番大事なのは感染防止対策となりますね。
- 人混みにはなるべく行かない。(3密を避ける)
- 手洗い・マスク等の徹底
皆様、ウイルス感染拡大防止の対策を実施して、
決してウイルス感染(被害)に遭わないように祈っています。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
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