【狂犬病】なぜ水が怖くなるのか?他の症状は?海外旅行には気をつけよう

イヌやネコは好きですか?

最近では、犬を飼っている人よりも
猫を飼っている人が多くなってきているようですが

私は両方大好きです!(若干、猫より(^▽^)/)

主人に忠実なイヌや自由気ままな猫の行動(しぐさ)には
心が癒されます。

さて、本題に入りましょう!

少し前ですが、こんなニュースが報道されていました。

愛知県豊橋市は6月15日、フィリピンから来日後に狂犬病を発症し、同市内の病院に入院していた外国籍の30代男性が13日に死亡したと発表した。昨年9月ごろにフィリピンで犬にかまれ、感染したとみられていた。

 豊橋市によると、男性は2月に就労のため来日し、5月中旬から足首や腰の痛み、水を怖がるなどの症状を訴えていた。国立感染症研究所の検査で、22日に狂犬病への感染を確認した。

引用:福井新聞

「狂犬病」を発症し死亡したと発表されています。

私の子供時代には、よく親に「狂犬病に気を付けて!」と
注意を促されていたり

テレビCMで「イヌやネコにも予防接種を!」と
よく流れていたような気がします。

現代社会では、「狂犬病」は絶滅したと思っていました。

しかし、調べてみると全世界では毎年5万人以上の人々が
この狂犬病を発症し亡くなっているそうです。

海外旅行は、気を付けたいものですね!

狂犬病にかかると、「水を怖がる!」と言いますが
いったいなぜ、水が怖いのでしょうか?

気になったので、調べてみました!

なぜ水が怖くなるのか?

狂犬病は、別名「恐水病」と呼ばれることもあるそうですね。

「水が怖い」と思われる理由は、厚生労働省のHPに
記載されていました。

強い不安感、一時的な錯乱、水を見ると首(頚部)の
筋肉がけいれんする(恐水症)、

冷たい風でも同様にけいれんする(恐風症)、

高熱、麻痺、運動失調、全身けいれんが起こります。

その後、呼吸障害等の症状を示し、死亡します。

引用:厚生労働省HPより

これは神経が過度に過敏になる(強い不安感)ため、
感染者が水を飲もうとすると、水の刺激で反射的に強い痙攣が起こり、

水を見ただけや飲んだりする事が、
もの凄い恐怖感に襲われるそうです。

水を飲んだり、見たりしただけで痙攣(けいれん)するって・・・。

怖くないですか?

絶対に経験したくないですね。

確かに、水を見るだけで痙攣するとしたら
「水」が怖くなりますよね。

酷くなると、水を見て痙攣が起きなくても
洗顔や手洗いなどの水に触れる行為を避ける人も
いるそうです。

他の症状は?

狂犬病にかかると、水が怖くなる意外に
いったいどんな症状があるのでしょうか?

潜伏期間には、これといった症状はないそうですが
噛まれたところがズキズキするくらいだそうです。

発症後、発熱頭痛筋肉痛倦怠感などの症状が
出てくるそうです。

その後、急性神経症状期に入り、患者は強い不安感異常行動
見当識障害(現在の自己の置かれた状況を正常に認識できない状態)、
幻覚痙攣発作あるいは麻痺といった神経症状が出てきます。

冷たい風が頬にあたっても咽頭喉頭部の痙攣が起こるので、
患者は風を怖がると言われています。
恐風症というそうです)

めっちゃ、怖い病気じゃないですか!!

人間(自分)が壊れていく感じです。

絶対に感染してはいけない病気ですね。

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海外旅行には気をつけよう!

日本では、狂犬病が撲滅されているようですが
海外ではまだ狂犬病の危険性がある地域があるようです。

と言うか、まだまだ全世界で感染するリスクがあるようです。

1.狂犬病の発生状況

(1)狂犬病は日本,英国,オーストラリア, ニュージーランドなどの一部の国を除いて全世界に分布しており,ほとんどの国で感染する可能性があります。

(2)毎年,数万人が狂犬病により死亡しており、そのほとんどがアジアとアフリカで発生していますが、北米、欧州の一部地域でも感染のおそれがあります。また、狂犬病が疑われる動物に咬まれた人の40%は15歳未満の子どもです。

(3)世界各国における狂犬病の発生状況としては、狂犬病による死亡例が最も多いのはインドで約20,000人(2008年)であり、また、パキスタンでは2,490人(2006年)、中国では2,466人(2008年)の感染死亡例が発生しています。また、2013年には台湾において、野生のイタチアナグマの狂犬病の感染が確認されています。

(4) 日本では狂犬病が撲滅されているため、その危険性を忘れがちですが、2006年11月に、フィリピンで犬に咬まれた日本人が帰国後に発症、死亡する事例が2例報告されました。世界各国では現在も感染者が存在する病気なので、海外に渡航、滞在される方は以下の点にご留意ください。

引用:外務省HPより

現代社会において、狂犬病の感染リスクが無い国の方が
数か国なんて・・・。

ビックリです。

ぜひとも、海外へ旅行する際には気をつけたいものです。

【狂犬病】なぜ水が怖くなるのか?のまとめ

狂犬病のまとめです。

  • なぜ、水が怖いのか?
    これは神経が過度に過敏になる(強い不安感)のため、
    感染者が水を飲もうとすると、水の刺激で反射的に強い痙攣が起こり、
    水を見ただけや飲んだりする事が、もの凄い恐怖感に襲われるそうです。
  • その他の症状は?
    発熱頭痛筋肉痛倦怠感
    強い不安感異常行動見当識障害
    幻覚痙攣発作あるいは麻痺といった神経症状があるそうです。

    冷たい風が頬にあたっても咽頭喉頭部の痙攣が起こるので、
    患者は風を怖がると言われています。
    恐風症というそうです)

さらに、全世界で狂犬病の感染リスクはあるそうなので
海外旅行に行く際には気をつけたいものです。

(日本国内では、1956年の発生を最後に、
60年以上狂犬病の発生(国内感染例)は無いそうです)

狂犬病に感染・発病すると、有効な治療方法が無いので
100%の確率で死亡するそうです。

絶対に感染してはいけない病気なので
皆様、気をつけて下さいね!

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