【アンビリバボー】妻が願った最期の七日間の詩!本も出版された全文を紹介

今回は、テレビ番組【奇跡体験!アンビリバボー】で

「妻が願った最期の七日間」が特集され放送される予定です。

どこかで聞いたことのある話だなぁ~と思っていたら
思い出しました!

2・3年前、「妻が願った最期の七日間」の題で新聞の投稿欄に
掲載されると、またたく間にSNS上で広がり、

18万件以上の「いいね」でシェアされた事が話題に
なっていたのを憶えています。

「平凡な毎日の幸せ」が、いかに大切なのか!と
心が熱くなったのを思い出しました。

「妻が願った最期の七日間」の詩

朝日新聞「声」欄に掲載された宮本英司さんの投稿全文

新聞に投稿された詩は、一部抜粋されて掲載されています。
全文を紹介したいと思います。

一月中旬、妻容子が他界しました。

から始まり、詩が続いて書かれています。(詩の全文)

神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間をください

一日目には台所に立って 料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌 カレーもシチューも冷凍しておくわ

二日目には趣味の手作り 作りかけの手織りのマフラー
ミシンも踏んでバッグやポーチ 心残りがないほどいっぱい作る

三日目にはお片付け 私の好きな古布や紅絹
どれも思いが詰まったものだけど どなたか貰ってくださいね

四日目には愛犬連れて あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな 思い出の公園手つなぎ歩く

五日目には子供や孫の 一年分の誕生会
ケーキもちゃんと11個買って プレゼントも用意しておくわ

六日目には友達集まって 憧れの女子会しましょ
お酒も少し飲みましょか そしてカラオケで十八番を歌うの

七日目にはあなたと二人きり 静かに部屋で過ごしましょ
大塚博堂のCDかけて ふたりの長いお話しましょう

神様お願い七日間が終わったら
私はあなたに手を執られながら
静かに静かに時の来るのを待つわ
静かに静かに時の来るのを待つわ

今、詩を読んでも心に響くものがあります。

死を覚悟した時、こんなにも人にやさしく出来るのでしょうか?

長年連れ添った、旦那様やお孫さん、仲良くしてくれた
友人たちに「お別れのあいさつ」。

悔いのないように、考えたのでしょうね。
残された時間を・・・。

私も、そういう生き方をしていきたいと
思いました。

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この物語の夫婦が、これまでの歩みが一冊の本となって
出版されています。

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18歳で出会ってから52年間も寄り添い続け、小さな幸せを積み重ねてきた夫婦だからこそ書き合えた「二人の物語」には、詩「七日間」が生まれた背景が書かれています。
本書では、詩「七日間」の全文と、夫婦が歩いてきた道のりをまとめています。

気になった方は、ぜひどうぞ。

「妻が願った最期の七日間」のまとめ

「妻が願った最期の七日間」のまとめ

2018年に「がん」で他界した宮本容子さんが残した
一編の詩「七日間」。

心温まるその詩には、普段何気ない日常の大切さを
教えてくれた気がします。

「家族の在り方」、「人とのかかわり」。

そして、「人生最期の時をどう過ごすのか?」

短い詩ですが、いろんなことを考えさせられる
きっかけになりました。

「思いやりの心」

毎日、一生懸命生きていきたいと思います。

最後まで読んで下さってありがとうございました。

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