今回は、ヨゲンノトリについて調べてみました。
あのアマエビとよく間違えられたアマビエに続き、疫病を沈静化
してくれるという言い伝えがあるそうです。
よげんのとりも彫ってみた〜
— cyankin (@cyankin2) April 23, 2020
「私の姿を朝夕に拝めば難を逃れることができるぞ」と言ったよげんのとり、アマビエ様とコラボしました(^_^)
皆様に御利益あります様に。#アマビエチャレンジ #ヨゲンノトリ pic.twitter.com/oZjapAe3Ai
アマビエとコラボ!!
最強ですね!
ヨゲンノトリの言い伝え!
この言い伝えの出所は、山梨県立博物館に保管されている
「暴瀉病流行日記」(ぼうしゃびょうりゅうこうにっき)。
この「暴瀉病流行日記」に、頭が二つある不思議な鳥が
描かれているそうです。
その描かれている絵につけられいる説明が
如図なる烏、去年十二月、加賀国白山ニあらわれ出て、申て云、今午年八・九月の比、世の人九分通死ル難有、依テ我等か姿ヲ朝夕共ニ仰、信心者ハかならず其難の(が)るべしと云々
(現代語訳:図のような鳥が、去年の12月に加賀国(現在の石川県)に現れて言うことには、「来年の8月・9月のころ、世の中の人が9割方死ぬという難が起こる。それについて、我らの姿を朝夕に仰ぎ、信心するものは必ずその難を逃れることができるであろう」。)
引用:山梨県立博物館HPより
是熊野七社大権現御神武の烏ニ候旨申伝、今年八・九月至テ人多死ル事、神辺不思議之御つけ成
(現代語訳:これは熊野七社大権現のすぐれた武徳をあらわす烏であると言われている。今年の8月・9月に至り、多くの人が死んだ。まさしく神の力、不思議なお告げである。)
※釈文を一部修正しました(4月26日)
引用:山梨県立博物館HPより
また、山梨県立博物館のHPにこう記されています。
これ以外に、この不思議な鳥についての情報は日記には書かれていません。これ以上のことはわからないのです。「加賀国白山」と書かれていますが、恐らくこれは当時の人々が、不思議なことが起きそうな霊地としてその名を借りたもので、実際に白山にこうした霊獣が現れたわけではないのでしょう。「ヨゲンノトリ」という名前も、当館で付けたものです。
引用:山梨県立博物館HPより
「ヨゲンノトリ」の名前は、山梨県立博物館が命名したんですね。
「ヨゲンノトリ」さん、
「お願いします。新型コロナウイルス感染症の拡大を
一刻も早く終息させてほしいです。」
話題になったTwitter【画像】
「ヨゲンノトリ」が話題となるキッカケのTwitterがこちら。
【ヨゲンノトリ】
— 山梨県立博物館 (@kaiseum_ypm) April 3, 2020
当館蔵の「暴瀉病流行日記」には、安政4(1857)年12月、加賀国白山にあらわれた「ヨゲンノトリ」が描かれています。頭が2つの不思議な鳥が、翌年に流行するコレラを予言し、「私の姿を朝夕に拝めば難を逃れることができるぞ」と言ったとされています。#アマビエ #ヨゲンノトリ pic.twitter.com/NTnqPqbdUI
【新聞報道】
— 山梨県立博物館 (@kaiseum_ypm) April 9, 2020
4月10日付の山梨日日新聞で「ヨゲンノトリ」が取り上げられました! 紙面でもデジタルでもご覧いただけます。 #博物館 #ヨゲンノトリ #疫病退散 https://t.co/FivEUd8xWY
いろいろなメディアの取り上げられている模様です。
ヨゲンノトリのまとめ
話題の「ヨゲンノトリ」をまとめていきましょう。
山梨県立博物館がTwitterでツイートし話題に!
頭が二つのある不思議な鳥が「我らの姿を朝夕に仰ぎ、
信心するものは必ずその難を逃れることができるであろう」
と言ったとされている。
アマビエに続き、疫病退散をみんなで祈りましょう。
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一刻も早く、新型コロナウイルス感染症の拡大が終息しますように。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
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